抗菌加工カーペットとは?

2009年06月05日

繊維製品には繊維と繊維の間に空間があり、そこへ分解しやすい有機物質が入り込み細菌やカビが繁殖する事があります。同様に、繊維の表面に付着したり、繊維内部に染み込む事もあります。天然繊維であるウールなどは、カビや細菌などの微生物によって変質したり分解を受ける場合があります。

微生物は湿気が存在すれば、カーペットのパイルの中などの薄暗い場所でうる有機物を分解し、栄養を摂取し繁殖するのです。有機物は多量に分解されると異臭を放ちます。病院の床などでは、微生物が大量に繁殖すると衛生上の問題が起きるので、カーペットを使用する際には抗菌カーペットが多く選ばれています。

抗菌カーペットとは、パイル糸に抗菌製剤を注入してあり、臭いの原因となる微生物の増殖を抑える効果があり、極めて安全性の高い薬剤で安心して使用することが出来ます。抗菌は、殺菌とは意味が異なり、菌の死滅を目的とはしておらず、増殖を防ぐのが目的となっておりカビや細菌を防ぐにはあまり役立ちません。薬剤には、汚物にとめどなく滲みこんで短期間に枯渇してしまわないような特殊なものが選ばれていますが、極力、汚れをつけないように清潔に保つとより効果的といえます。


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