ウイルトンカーペットができるまで

2008年12月19日

ウィルトンカーペット用のパイル用素材としてウール、ナイロン、アクリル等があり、主に紡毛紡積糸を使用します。地経(じだて)糸、緯(よこ)糸は黄麻糸、覆経(おおいだて)糸は綿糸を使用し、これら4種の糸により織物となります。

通常、地経糸、覆経糸は織機にビーム巻きでセットされています。これにパイル糸はチーズ巻きの状態の糸をクリルにセットし、織巾、パイル長の違いにより糸量を算出してビームに巻き取ります。これを機械にセットし製織工程に入ります。

緯糸は「シャットル」にそう入れされ機械の運動により左・右に往復して織りあがります。
パイル長は「ワイヤー」にループ状に巻きつけ、このワイヤーが左・右に運動することにより、カットパイルやループパイルを形成します。柄物カーペットの場合は、今までの工程に機械の上部に「ジャカード」を設置して、デザインどおりの柄物をつくります。

※ジャカード
薄く透き通り、粗く平織りにした織物のこと。
横に広いうねりがあり、また絵が浮き上がるように見える模様の生地のため、立体的で複雑な織り方ができます。透明感があり、軽くて柔らかいのでドレープがきれいに出る。
色糸を使って編み込み、さまざまな柄を描くこともできる。柄の大きさによって、大柄なものをジャカード、中間をセミ・ジャカード、またはインターメディエート・ジャカードと呼び名が変わり、ネクタイにもよく用いられる。
ジャカード織

検反補修

製織されたカーペットのパイル糸が切れたり抜けたりしている箇所を、針とパイル糸を使用して補修します。

裏糊付け・乾燥

一般にはワイシャツ等の糊付けアイロンと同じ工程です。織りあがったカーペットの裏に糊付け、乾燥機に入れて、完全乾燥を行い、シャキッとした状態にする工程です。

シャーリング

織り上がったパイルの表面は羽毛や、凹凸があるので私たちの頭髪と同じようにこれを刈り揃える工程です。

仕上げ検査

検反、補修工程が完全かを確認する工程です。


「メールフォーム」でのお問い合わせ。お電話でもカーペットやラグをご購入・ご相談ができます。

カテゴリー:豆知識